〜大切な貴方へ〜
キャス編
大切なあにゃ・・・ゲフン、貴方へ。だにゃん。
いつもじゃないけど、たまにひょっこりと現れる、君が大好きだにゃん。
君は目立つ姿じゃないけど、凄く魅力的だにゃん!
遠くからそっと眺めても分かるにゃん。大好きだからにゃん。
だから君は誰にも渡さないにゃん。例えどんな奴が来たってだにゃん!!
そう、あの、暴れん坊で意地悪で性格が悪いエルフが来たって・・・
「・・・ちょっとあんた!何書いてんのよ!!」
「にゃん!?あっ・・・やっ・・・こっこれはだにゃん・・・!!」
「ふーん・・・へー・・・ほー・・・そう。そういうことなの。」
「にゃ・・・殴るのは止めてにゃん!ぐりぐりも嫌だにゃん!」
「そうねぇ・・・じゃあ、罰として、その目の前にあるケーキを貰っていくわよ。」
「あっああ・・・っ嫌にゃん!せっかく今日のおやつに取っておいたケーキなのにゃん〜っ!!」
「ダーメ。罰は罰よ。嫌なら、今度からあたしの悪口をこっそり書いたりしないことね。」
・・・そういって君は連れ去られていったのにゃん・・・
ああ・・・ごめんにゃん・・・いくらでも謝るにゃん・・・
だから・・・だから・・・かむばーーーっくにゃーん!!!
大切な大切な・・・ショートケーキーーーーーっ!!!