ジュラン編
寂しがり屋な私の大切な貴方。
貴方とのつきあいも、随分と長くなったものです。
最初の出会いは湖畔でしたね。
湖の寂れた神殿の中で、寂しそうに一人佇んでいた、貴方。
その時は一人ぼっちで、友達が欲しくてたまらなかったようですが・・・
今は、たくさんの仲間に囲まれて、幸せそうに過ごしていますね。
そんな貴方をみると、私もとても嬉しいです。
これからも、また私の肩にちょこんと乗って、同じ時を過ごして下さい。
そしてまた、二人一緒に散歩にでも行きましょう。
こんなこと書くとまるで私が貴方の親みたいですが・・・
同じくらいの親愛をこめて、
大切な・・・私の黒猫へ。
追伸:しかし、いつも一緒といいつつ、貴方は私が実験するたびにいなくなりますね。
・・・そんなに私の実験が怖いんですか?
大丈夫、貴方を実験材料になんて死んでもしませから・・・。(多分)