アルシルとクロウの関係(セリフ追加分)
※黒王を倒したあと1ターン送ると発生する製品版のみの会話です。
セイニー
「あのさー、アルシルってやっぱりクロウのこと好きだったのかな」
ティティス
「そりゃそうよ。嫌いな奴にあんなに愛情いっぱいに接することなんてできないわよ」
シャロット
「アルシルさんって子供が好きだったんですね。
ちょっと意外でしたわ」
アルシル
「違うわ。子供が好きだったのではなく、クロウが好きだったのよ」
ティティス
「わっアルシル……い、いつからいたの?」
アルシル
「今来たところよ。
彼…クロウは、私が住んでいた村を救った英雄であり、
私の兄のような人なの…」
セイニー
「えっ!?それっていったいどーゆーこと?」
ティティス
「『兄のような』ってまさか…
クロウは子供ではなかったということなの?」
アルシル
「…確かに彼の体は子供のものだったけど、
ずっと昔から彼はこの国を守り続けていたのよ」
シャロット
「…クロウさんは以前、100年前に目覚めた黒王の話が出たときに、
『俺たちはより強力な封印を施したのだ』…とおっしゃっていました。
その話からしても、やはりクロウさんは100年前の勇者の1人だったのですか?」
アルシル
「…そうね。でも…それを証明することは私にもできないわ」
アイギール
「…にわかに信じ難い話ね。でも、ありえない話ではないわ」
ミロード
「途方もない話だけど、そう考えるといろいろとつじつまが合うものね…」
ハヅキ
「100年の時を越える恋かあ……。
なんかカッコいいなあ
あ……ゴメン、アルシル…。
気を悪くした?」
アルシル
「………。構わないわ。
でも…
結局最後まで、私が彼に助けられてばかりで、
彼へ何もしてあげられなかった……・
それだけが心残りよ…」
一言
製品版のみ追加のアルシルとクロウの関係を補足する会話です。
DSではユーザの推測でしか成りたたなかったアルシルとクロウの関係やクロウ自身のことが
ユーザーにはっきりと明確に分かるように示されてます。
アルシルの最後のセリフがとても物悲しいですが……
個人的に、いいたい!
アルシルはクロウにカタチにならない思いやモノをあげたと思う!
クロウもそのことはしっかり分かってるさ!
竪琴を渡したのも、彼なりの精一杯の感謝を表していたのではないかなと思っています。