クリスマストゥルーストーリー6





イェスが、ヘロデ王の時代に、ユダヤのベツレヘムでお生まれになったとき、
見よ、東方の博士たちがエルサレムにやって来て、こう言った。
「ユダヤ人の王としてお生まれになった方はどこにおいでになりますか。
私たちは、東のほうでその方の星を見たので、拝みにまいりました。」
それを聞いて、ヘロデ王は恐れ惑った。エルサレム中の人も王と同様であった。
そこで、王は、民の祭司長たち、学者たちをみな集めて、キリストはどこで生まれるのかと問いただした。
彼らは王に言った。
「ユダヤのベツレヘムです。預言者によってこう書かれているからです。

『ユダの地、ベツレヘム。
あなたはユダを治める者たちの中で、
決して一番小さくはない。
わたしの民イスラエルを治める支配者が、
あなたから出るのだから。』」

そこで、ヘロデはひそかに博士たちを呼んで、
彼らから星の出現の時間を突き止めた。
そして、こう言って彼らをベツレヘムに送った。
「行って、幼子のことを詳しく調べ、わかったら知らせてもらいたい。私も行って拝むから。」
彼らは王の言ったことを聞いて出かけた。すると、見よ、東方で見た星が彼らを先導し、
ついに幼子のおられる所まで進んで行き、その上にとどまった。
その星を見て、彼らはこの上もなく喜んだ。
そしてその家に入って、母マリヤとおられる幼子を見、ひれ伏して拝んだ。
そして、宝の箱をあけて、黄金、乳香、没薬を贈り物としてささげた。
それから、夢でヘロデのところへ戻るなという戒めを受けたので、別の道から自分の国へ帰って行った。

マタイ2章1〜12節


たふあさんの☆クリスマス豆知識


今回の配役は東方の博士→ジュラン、ゼフィール、クロウでした。
総括してみると、やはりキャラ数の多さとたふあさんの贔屓からジオコンキャラでばってましたね(汗)

さて、東方の国からやってきた博士たちは、その贈り物から、かなり身分の高い人たちだったということが分かります。
星の出現という現象ということだけで、東方から遠路はるばるやってきたわけです。
その旅は、けっして平坦なものではなかったでしょう。
長い旅のために自らの高い身分をも捨ててまで、エルサレムにやってきた理由は、
まだ見ぬ救い主を拝むためという一点のみでした。
それだけのために行動した博士たちには、教えられることが多いなと思います。

因みに、贈り物の、黄金は→権力、乳香は→身分の高さ、没薬は→イェスがかかる十字架への暗示だといわているんですよ。

さてさて、6回にわたって、紹介してきたクリスマス・ストーリーもこれで最後です。
イラスト等、当日ぶっつけ方式だったので、宣言どおり毎日更新とならなかったのが心残りでしたが、
これを見てくださった方の心に何か残ればいいな、と思います。
ではでは、6回のおつきあい、どうもありがとうございましたv


Merry Christmas!!and
Next is Easter!!


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